スマホの写真なんて、Google photoとか iCloudとかのクラウドサービスを使うか、そもそもバックアップなんて取らないって人が大半だと思うが、
自分は、自前の手元に管理しておきたい人なので、PCのストレージにバックアップする派である。
以前は、スマホとPCを USBケーブルで接続すると USBメモリのように認識できたので、通常のファイルシステムと同様に扱うことができた。
最近は MTPで接続される方が主流となっているが、特にそれを意識することはなく、Windows PCだったら普通にエクスプローラーで参照する
ことができる。
しかし、実際にはファイルシステムではないので、プログラムからパスを指定してファイルをコピーする、といったことができない。
そのため、自作した Backupツールがまったく使えなくなってしまった。
jmtpfs や mtp-tools を使うことで、Windowsでも MTPデバイスをiファイルっステムのように扱うokとができるが、
なぜかファイルの時刻が反映されない。自作のツールはファイルの日付ごとにフォルダを作って振り分けるようにしていたため、
ファイルの時刻が正しく取れないと期待通りに動作してくれなくなってしまう。
RaspiOSだと、標準で MTPデバイスを認識し、ファイルシステムとしてマウントしようとしてくれる。
ただし実際にはパッケージが足りてないらしく、以下を手動インストールする必要がある。
jmtpfs
mtp-tools
libmtp-runtime
また、私が使っている Blackberry Key2 は、以下の設定を行わないと MTPデバイスとして認識されなかった。
1) [設定] - [システム] を開く
2) [端末情報] を何度かタップ。すると、"開発者向けオプション" が有効になる。
3) [開発者向けオプション] を開き、"USBデバッグ" を有効にする
さらに USBケーブルを接続aしたら、
1) "充電のみ" / "充電&データ" と表示されるので、"充電&aデータ" を選択、
2) USB接続の用途 を聞いてくるので、"ファイルを転送する" を選択
すると、ファイルマネージャにスマホの名前と mtpの2つのデバイスが表示され、自動でマウントされる。
デバイスの中身が表示されない場合は、いったんaフィルマネージャでアンマウントの操作を行い、再度マウントの操作をすれば見えるようになる。
デバイスの容量が大きい場合、中身がo表示されるまで少し時間がかかるかもしれない。